5年後、10年後をデザインする
現在のモノづくりには、生産性や見栄えに重点が置かれているものが多く存在します。
しかし、オリジナルの型紙と独自の製法でモノづくりをしていく過程で、革職人が本来目指しているものは
「5年後 10年後の完成度」であると感じます。
世の中に出回っている製品の型紙の1つ1つには
「なぜこのような形・製法にする必要があるのか」が、まるでメッセージのように隠されています。
10年以上前のブランド品を見たときに革の質はおろか、製品の裏側にまでモノづくりへのこだわりを感じます。
同じブランドの製品であっても、近年では化学繊維を多用した粗雑なものが多く見受けられます。
私が求めているデザインというものは決して見た目のものではなく、使いやすさや使用後の姿をデザインしていきたいと考えています。
しかし、オリジナルの型紙と独自の製法でモノづくりをしていく過程で、革職人が本来目指しているものは
「5年後 10年後の完成度」であると感じます。
世の中に出回っている製品の型紙の1つ1つには
「なぜこのような形・製法にする必要があるのか」が、まるでメッセージのように隠されています。
10年以上前のブランド品を見たときに革の質はおろか、製品の裏側にまでモノづくりへのこだわりを感じます。
同じブランドの製品であっても、近年では化学繊維を多用した粗雑なものが多く見受けられます。
私が求めているデザインというものは決して見た目のものではなく、使いやすさや使用後の姿をデザインしていきたいと考えています。